4年前に紛失を認識しながら隠ぺい…市は「博物館の閉鎖的な組織風土や管理の不徹底」を問題視 浜松市
浜松市博物館で去年明らかになった収蔵品の紛失について、4年前に職員が紛失を認識しながら隠ぺいしていたことが明らかになりました。
浜松市博物館では、去年7月に収蔵品の絵図など6点あわせておよそ370万円分の紛失が判明していました。その後の市の調査で、特に価値が高い「浜松城二の丸絵図」を含む3点は、すでに2018年に職員が紛失を認識しながら、別の収蔵品を提示し虚偽の報告をしていたことがわかりました。
6点のうち1点は、別の収蔵品にまぎれているのが見つかったものの、「浜松城二の丸絵図」などほかの5点はいまだ発見されていません。
市は博物館の閉鎖的な組織風土や管理の不徹底を問題視し、対策を講じるとしています。
(3月25日放送)