上半期の企業倒産は110件…コロナ関連で20件も過去10年間で2番目に少ない 静岡県
静岡県内の企業倒産件数は過去10年間で、2番目に少なかったことが分かりました。
東京商工リサーチ静岡支店によりますと、4月から9月の県内企業の倒産件数は110件で、前の年よりも1件増加し、負債総額は163億3500万円で、前の年より18億1200万円増えました。
ただ、過去10年間では件数は去年に次いで2番目に少なく、負債総額も3番目に少なくなりました。県内では上半期にコロナ関連で20件の破綻が発生しましたが、緊急融資や助成金などの資金支援策により、倒産は比較的低い水準にあるとみられています。
しかし、新型コロナ感染拡大以前の業績に戻っている企業は少なく、東京商工リサーチは「倒産が増える可能性は高い」としています。