自民離党の吉川赳氏、国会本会議も欠席し雲隠れ 地元の富士市でも有権者の不満高まる
18歳の女性と飲酒したなどの疑惑が報じられ自民党を離党した吉川赳衆議院議員。国会閉会日の15日も本会議を欠席するなど、雲隠れを続けています。
吉川氏は18歳の女子大学生に飲酒をさせホテルで一緒に過ごした上で現金4万円を支払ったと「週刊ポスト」に報じられ、自民党を離党しました。関係者によりますと、吉川氏は現時点では議員辞職の意向はなく、会見で説明することも考えていないといい、15日の衆議院本会議も欠席しました。
立憲民主党は、「説明責任を果たしていない。議員としての職責を果たせないなら辞職すべきだ」と批判し、吉川氏の辞職勧告決議案を衆議院に提出。与野党で協議した結果、「事実関係が確認されていない」などとして自民党が賛同せず、本会議で審議されることはありませんでした。
自民党の世耕参院幹事長や自民党県議団など身内からも批判の声が上がっていますが、いまだ本人は公の場に姿を現していません。
地元・富士市では…
こうした吉川氏の姿勢に地元、富士市の有権者の不満は日に日に高まっています。
富士市民(70代女性):
「説明をして、お詫びをして、議員はやめた方がいいと思いますよ。公の人間としてはあるべき姿ではないと思いますよ」
富士市民(45歳男性):
「恥ずかしいことだと思うんですけどね、辞職するのが普通じゃないかなと思いますよ。(説明するのは)常識でしょ、それをやらないなら議員じゃないと思いますけどね」