静岡県 「まん延防止措置」適用へ 東部、政令市を中心に対象エリア決める方針
4日夜、政府が静岡県にも、まん延防止重点措置を適用する方針を固めたことを受け、川勝知事は、県東部と政令市を中心に対象エリアを決めていく方針を示しました。
川勝知事;「目下、非常に感染者が広がっているのが東部。それから浜松と静岡とその近辺。そのあたりのところを判断を関係者の皆さまと知恵を合わせてそこで決定してきたい」
政府が新たにまん延防止措置適用の方針を固めたのは、静岡や愛知など8県です。期間は8月8日から31日までで、きょう5日専門家に諮って正式決定する見通しです。
県内では、きのう過去最多202人の感染が確認され、昨夜開かれた 県の専門家会議の提言などを受け県は国にまん延防止措置または緊急事態宣言の発令を要請する予定でした。
川勝知事:「きのうの(専門家会議の)結果と、今回の政府の決定を踏まえてあす対策本部を開いて決める段取りになる」
まん延防止措置が適用されれば、飲食店に酒類の提供禁止が要請されるなど、従来より対策を 強化することになります。
静岡市 市民:「さびしいですね。みんなでこうやって会って飲むのが楽しいんで、家で飲むとちょっと違いますよね」
やきとり元気 川端信之オーナー:「酒類を提供するなと言われましたらやってても意味がないというか、と思いますので、思い切って休業しようかなと考えています」
県は、あす6日にも対策本部会議を開き、措置の対象地域を決定する方針です。