温度が『うなぎ上り』…室内でも37度超のうなぎ店の焼き場 若女将の「オリジナル熱中症対策」 静岡市
静岡市内のうなぎ店。お昼時に多くのお客さんが来店していました。そこでうなぎを焼くのは、若女将の石橋悦子さん。毎日、ランチタイムだけでも1時間以上、焼き場に立っています。異例の早さの梅雨明けについては…。
いし橋うなぎ店 若女将 石橋悦子さん
「今年は梅雨明けが早かったので、ちょっと辛いですね。もう暑さが半端ないですよね。まだ序の口ですよね。焼き場はもっとこれからが本番になるので、いまからこれだとちょっときついですね」
焼き方にこだわるこちらのお店。焼き場の温度は、室内にも関わらず37度を超えています。
若女将の「オリジナル熱中症対策」
若女将の石橋さんは「オリジナルの熱中症対策」で暑さをしのいでいるといいます。
いし橋うなぎ店 若女将 石橋悦子さん
「ポケットに保冷剤を忍ばせてます。これがすぐ溶けてしまうんですけどたくさん出てきますよ。それぞれのポケットにこんな感じで入ってます。あと、牛乳を飲んだり自家製の梅シロップを作って、それを(ジュースにして)従業員とみんなで飲んでいます。飲む暇がないんですよね、なのでちょっとした隙間時間をみて飲んでいます」
体を冷やす為に使う保冷剤は、1日でその数なんと20個以上。また、こんな対策も…。
いし橋うなぎ店 若女将 石橋悦子さん
「手のひらを冷やすと熱中症予防になるって聞いたので、頻繁に手も洗っています。パートの皆さんも食器洗いで水道水を使っていますので、誰ひとり熱中症になったことはないです」
今月23日には土用の丑の日もあり、1年の中でも最も忙しいシーズンに突入します。
いし橋 うなぎ店 若女将 石橋悦子さん
「外の仕事の人は大変だと思います。建築業の方とか道路工事の方とかね。あの人たち感心しちゃう、よく倒れないと思う」