3年ぶりに有観客で「浜松まつり」 コロナ前と同じ規模感で鈴木市長「感無量」 浜松市
3日、幕を開けた「浜松まつり」。3年ぶりに観客を入れての開催です。
原川朋華記者:「まつり初日、風もほどよく凧揚げ日和になりました。今年はラッパの音も響いていて、熱気に包まれています」
3日午前10時、まつりの開会が宣言されると、浜松市南区のたこ揚げ会場では初子を祝うたこや町内だこが空高く舞い上がりました。
今年は例年参加している174のうち168の町が凧揚げに参加。上限を3万人として3年ぶりに観客も入れて行われています。
浜松まつり組織委員会 鈴木康友市長:「去年はちょっと寂しかったんですけど、今年はコロナ前と同じような規模感で開会式を迎えたことは、本当によかったなと思い感無量」
浜松まつり組織委員会 廣野篤男委員長:「皆さんに参加していただけるということは、本当に主催者としてありがたく思っている」
会場に入る際にはアルコール消毒を
観客は会場に入る際に検温やアルコール消毒をし、凧揚げや出店を楽しんでいました。
観客:「自分の町ではやってないので、やってるところもあるんだなと思って、いいなって思いました」
観客:「いいねえ。僕らも好きだもんで、毎年来て、楽しみにしていた。天気もずっと良かったので、よかったなと思う」
今年はラッパなどの鳴り物も解禁され、多くの町で初子の誕生が盛大に祝われました。
初子を祝う両親:「ずっとできなかったので、やっとできてうれしいです。優しい子に育ってくれればいいと思っています」
夜に市中心部で行われる「御殿屋台の引き回し」は中止ですが、町内会の屋台についてはそれぞれの判断に委ねられていて、組織委員会などによりますと68の町がこの後、お囃子の披露や
屋台の引き回しを実施するということです。
浜松まつりは5日まで続き、子どもの日の5日には「子供凧揚げ」も行われます。