77年前の静岡大空襲 戦火を耐え抜いた「奇跡のクスノキ」 挿し木から育てた苗木を小学校で植樹
第二次世界大戦の静岡大空襲を乗り越えた「奇跡のクスノキ」の苗木の植樹が、静岡市の小学校で行われました。
77年前の6月19日夜にあった静岡大空襲では多くの建物が焼けました。この戦火を生き残ったクスノキが、静岡赤十字病院前にあり「奇跡のクスノキ」と呼ばれています。きょう20日、静岡市葵区の竜南小学校に植樹されたのは「奇跡のクスノキ」の挿し木から育てた苗木です。静岡平和資料センターの会員らが次の世代に残そうと、およそ4年かけて育ててきたものです。
植樹式では代表の児童4人が真剣な様子で土をかぶせていきました。
植樹した児童:「奇跡の木と言われているので、これからも大切に育てようという気持ちで植えました」