「袴田事件」再審を始めるかどうか今年度内に決定 三者協議で東京高裁の裁判長が意向伝える

 「袴田事件」の三者協議で、東京高裁は再審を始めるかどうかの決定を年度内に出す意向を示しました。

画像: 弁護団の会見

弁護団の会見

 東京高裁で26日に行われた三者協議で、死刑判決を受けた袴田巌さんのやり直し裁判を実施するかどうかについて、東京高裁の裁判長から今年度中に決定を出す意向が伝えられたということです。

 弁護側と検察側は12月2日までに最終意見書を提出し、5日には、袴田巌さんの姉、ひで子さんが同席して、弁護側が最終意見書の内容について口頭で意見陳述を行うとしています。