「4県を一つの経済圏に」 域内で買いあえるものは域内で…静岡・山梨・長野・新潟
旬を迎えて、真っ赤に色づいたリンゴ。ここはリンゴの産地・長野市です。長野、新潟、山梨、静岡の4県が互いの地元食材の消費を推進する「バイ・山の洲」をPRするため、川勝知事が訪問しました。
早速、川勝知事にとって人生で初めてのリンゴ狩りです。
川勝知事:「リンゴでござる。うれしいですね。立派に実って」
中村農園 中村太士代表:「今年はみんなの気持ちが乗っている」
こちらの農園は去年の台風19号の被害で、農園すべてのリンゴ、およそ40トン分の廃棄を余儀なくされました。今年は新型コロナの影響で、観光客が減少し、ネットでの販売に力を入れているといいます。
川勝知事:「もぎたて食べるのは初めて。おいしい」
川勝知事は試食したリンゴを農業芸術品=農芸品と称しました。その後は直売所に移動。カートいっぱいにリンゴを入れていきます。
リンゴ購入した川勝知事
「これ売れ筋だ、よく売れている。『こうみつ』」
山梨県でサクランボなどを爆買いしたお会計、8万5000円に比べるとやや控えめではありますが、合計6620円分のリンゴを購入しました。
長野県・小岩副知事との意見交換では「バイ・山の洲」の今後の取り組みをそれぞれの県で考え、来年1月に予定する中央日本四県サミットで話し合うことが提案されました。
長野県 小岩正貴副知事:「コロナの状況でこそ、4県でやることが大きな力になる。1月ご期待いただければ」
川勝知事:「この4県を一つの経済圏と捉えて、域内で買えるものを域内で買いあって、バイ・山の洲として賛同してもらえたので、1月に共同宣言ができれば」
一方で、政府が5人以上での会食にGOTOイートキャンペーンを適用しないことを、都道府県知事に要請したことについて、川勝知事は政府の方針に足並みを揃える方針を明らかにしました。
川勝知事:「5人以上は非常に危険。ですから4人以下。なるべく静かに大声でしゃべらないとか、距離をななめ向かいで座るとか、4人以下とかにするのが、県としての方針。4人以下にすればなんとか(Gotoイート食事券も)いけるんじゃないかと私は思っている」