【橋げた落下事故】両足切断の男性も 作業員7人は高所で作業…死亡の2人は橋げたと一緒に落下 静岡市清水区
静岡市の静清バイパスの橋げたが落下した事故で、重傷を負った男性の1人が両足を切断していたことがわかりました。
6日午前3時すぎ、静岡市清水区の国道1号静清バイパスの高架化工事中に橋げたが落下し、2人が死亡6人が重軽傷を負いました。
捜査関係者によりますと、重傷を負った男性のうちの1人が両足を切断していたことがわかりました。また肩の骨を折った男性もいるということです。
当時、現場では橋脚に乗せた橋げたを油圧ジャッキで持ち上げて横にずらし、土台部分にはめ込む作業をしていました。
死傷した8人のうち警備員を除く7人の作業員が高い所で作業しています。亡くなった2人は橋げたと一緒に落下し、地面との間に挟まれたとみられます。
8日は天候が悪いため、現場検証はしないということですが、何人かの警察官が現場に来て状況を確認していました。
警察は業務上過失致死傷の疑いで捜査をしていて、作業方法や安全管理に問題がなかったかなどを調べています。