軽装で弾丸登山…ベトナム人男性9合目で引き返すも疲労で立ち上がれず 警察の山岳遭難救助隊員が救助 富士山富士宮口
静岡県側の富士山富士宮口で12日、20歳の男性が疲労で下山できなくなり、警察の山岳遭難救助隊員に救助されました。男性は軽装で弾丸登山だったということです。
12日午前9時40分ごろ、富士山富士宮口新7合目付近で、「男性が座り込んでいる」と登山者から警察に通報がありました。富士宮署の山岳遭難救助隊の警察官が救助に向かいましたが、警察によりますと、当初、男性は立ち上がることすらできない状況で、休息をとった後、警察官が付き添って下山しました。男性は20歳のベトナム人技能実習生で、男性2人、女性1人の計3人で午前6時ごろ登山を始めましたが、疲れから9合目付近で引き返し、下山する途中でした。長袖シャツに薄手のズボンと、普段着だったということです。