家の屋根も真っ白に…静岡県で積雪　静岡市井川と御殿場で－2.2℃

　銀世界に様変わりしていた、けさの裾野市。本州の南を進む低気圧の影響で、県内でも山間部を中心に雪が積もりました。

　静岡市の井川では、朝から雪が降り始め、家の屋根が真っ白に。東部では昨夜から雪が降り始め、富士宮市と御殿場市を結ぶ富士山スカイラインには、除雪車が出動していました。 　標高約1400メートルにある水ケ塚公園では、朝から雪が降り続く中、犬の散歩をする人の姿も…。

富士宮市民　30代：「雪が降っていると聞いて来てみた。思ったよりも降っていて普段見れないので良かった」
Q．頭にも結構、雪が積もってますよ
A．そうですね…。普段、街中はコロナ禍で行けないので、こういうところしか遊びに来れないかなと思って」

　けさの最低気温は、静岡市井川で－2.2℃、浜松市佐久間で－1．0℃、御殿場で－2．2℃と、各地で厳しい冷え込みとなりました。

林アナ（午後0時半ごろ）：「御殿場インターチェンジ付近です。雪が降り始めてきました。かなり大粒の雪です。土に雪が残るようになってきました」
　昼過ぎから市街地にも雪が降り始めた御殿場市では、インターチェンジに雪走行注意の表示が。往来する車は雪に注意しながら、スピードを落として運転をしているようでした。

　突然の雪で客足に影響が出ている店もあります。三島市の山中城跡公園にある売店は、緊急事態宣言と雪の二つに悩まされていると言います。
山中城跡案内所売店　杉野栄子さん：「雪が降るとやはり(客足に)影響する。(県外からも)お城の城跡を見に来る人が多いので。緊急事態宣言が出てから人が急に少なくなって、きょう雪がこんなに降ってきて、人もまばらです」 　今シーズン初めて本格的な雪となった県内。あす以降は、寒気が抜けるため寒さは緩む見込みです。