登山道はずれて道に迷い5m滑落…60代男性を救助 携帯電話のGPS機能で居場所特定 静岡・裾野警察署

 19日午後、静岡県の愛鷹山系位牌岳で、男性登山者が5メートルほど滑落して、足を負傷しました。救助に向かった警察官が男性と合流、下山を始めています。

画像: 登山道はずれて道に迷い5m滑落…60代男性を救助 携帯電話のGPS機能で居場所特定 静岡・裾野警察署

 19日午後3時半ごろ、「位牌岳で転倒して5メートルくらい滑落した」と男性から消防に119番通報があり、裾野警察署の山岳遭難救助隊員が出動、現場に向かいました。

 男性は登山道を外れて道に迷っていて、警察はヘリコプターから男性を探したものの「視界不良」で男性を見つけることができませんでした。しかし、携帯電話のGPS機能をつかって居場所をほぼ特定し、男性と合流しました。警察によりますと、遭難したのは沼津市在住の60代男性で、足を骨折している恐れがあるものの、命に別状はなく、担架に乗せて下山しています。男性は1人で登山していた、ということです。