否認続ける被告に懲役25年を求刑 静岡県菊川市のブラジル人男性殺害事件

殺人などの罪に問われながら一貫して起訴事実を否認している被告に対し
検察は懲役25年を求刑しました。

画像: 否認続ける被告に懲役25年を求刑 静岡県菊川市のブラジル人男性殺害事件

起訴状などによりますと、御前崎市佐倉の派遣社員の被告(65)は、去年2月に当時44歳のブラジル人男性を刃物で刺して殺害したなどとして、殺人と傷害の罪に問われています。
7日の論告求刑公判で検察側は「犯人が着用していたマスクやジャンパーに被告の血液が付着するなど、被告の犯行であることは明らかで、反省もしていない」として懲役25年を求刑しました。
初公判から一貫して起訴内容を否認している被告は、最後に裁判長に発言を求められると、「何もありません」と答えました。
判決は17日に言い渡される予定です。