女性問題が影響 今夏の参院選…立憲、山崎真之輔氏を推薦せず 静岡県

 夏の参院選を巡る動きです。立憲民主党静岡県連は14日、臨時の幹事会を開き、去年の補欠選挙で支援した山崎真之輔氏を推薦しないことを確認しました。

 立憲民主党県連は、夏に行われる参院選について、去年の補欠選挙で支援した無所属・現職の山崎真之輔氏(40)を再び推すのか、それとも独自候補を立てるのか協議を続けてきました。

 14日の会議では、山崎氏から前日にメールで送られたという推薦依頼状の扱いを話し合い、出席者の総意として推薦しないことを決めたということです。

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 山崎氏は去年の補選で当選した後、女性問題が浮上し、本人も概ね事実を認めていました。

立憲民主党静岡県連 渡辺周代表:「今そうした事に対し、非常に厳しい世の中で、過去の事とはいえ、このような不適切な女性問題が出て、わが党としてその方を推薦するというのは、どう考えても理屈付けできないだろうと」

 今後については、立憲民主党と国民民主党の本部の間で行われている全国の参院選候補者についての協議の推移を見ながら進めるとし、14日の段階では独自候補への言及はありませんでした。

 7月に想定される参議院選挙には山崎氏のほか、自民党公認の新人・若林洋平氏(50)、無所属の現職・平山佐知子氏(51)、共産党公認の新人・鈴木千佳氏(51)も立候補を予定しています。