マダニが媒介する感染症で女性が死亡 野山や草むらでは「肌の露出を少なくするよう」注意を呼びかけ 静岡県
静岡県はこのほど、マダニが媒介する感染症の患者で、熱海保健所管内在住の80代の女性が死亡した、と発表しました。
女性は発熱や食欲低下といった症状があり、医療機関に入院していましたが、左大腿部に刺された跡があったことから検査したところ、「日本紅斑熱」と確認されました。女性は日ごろから山間部で農作業に従事していた、ということです。
春から秋にかけてはマダニの活動が活発になることから、県は野山や草むら、畑などに入るときには、長袖、長ズボンを着用し、耳をおおう帽子をかぶるなどして、肌の露出を少なくするよう呼びかけています。