”今年のトレンド予測” 2023年に流行するものは? 物価高続く中、今年のキーワードは「節約」

毎年様々なものに注目が集まる「今年のトレンド予測」

 これまでも「タピオカ」や「サウナ」・「キャンプ」などが県内でも大きな注目を集めました。

 はたして2023年に流行るものは何なのか!?静岡市内で調査しました。

画像: ”今年のトレンド予測” 2023年に流行するものは? 物価高続く中、今年のキーワードは「節約」

スーツケースは去年の3倍

伊地健治アナウンサー:
「2023年どんなものが売れると予想している?」

ハンズ静岡店 高山莉花さん:
「今後も節約・節電というのは、お客様も気になってくると思う。またコロナ禍ではあるが、少し外に遊びに行きたいなといったお客様には外出グッズなどが売れるのではないかなと予想している」

 「流行」というのは「世の中の動きや注目のニュース」に関連してくるそうです。

 静岡市のハンズ静岡店では、店頭にスーツケースがずらり。

 10日から全国旅行支援が再スタートした影響もあり、スーツケースは去年の3倍近く売れているようです。

画像: スーツケースは去年の3倍

「節約」がキーワード

旅行にも欠かせないのが、防寒グッズ。
 
 物価高が続く中、今年は「節約」が重要なキーワードのようです。

ハンズ静岡店 高山莉花さん:
「エコハンドウオーマーといって、スイッチを押すと暖かくなる。使い捨てではないカイロ」

伊地健治アナウンサー:
「これカイロなんですか?充電はUSBでやるんですね」

ハンズ静岡店 高山莉花さん:
「もう何百個も仕入れたが全て売り切れて、今こちらにある在庫のみとなっている」

伊地健治アナウンサー:
「もう在庫10個ぐらい。これ、ちょっと欲しいな」

 また、家での防寒グッズは、節電できる小型のヒーターが注目です。

ハンズ静岡店 高山莉花さん:
「寒い日が続くので、暖房を節約したいけど、でも温かくもしたいお客さまにお勧めしているヒーター」

 こちらのヒーターは人感センサー付きのため、人がいる時にだけ暖かくすることによって節電につながるといいます。

画像: 「節約」がキーワード

おうちグッズが人気

店ではコロナ禍で増えた、いわゆる“巣ごもり需要”が今年も続くと予想していて、実際に、ワンランク上の生活を楽しむためのおうちグッズが人気だといいます。

 紙やステンレスではなく、何度も使える有田焼のコーヒーフィルターや、急須とポットの2つの役割を1つでこなす、茶こしが付いたポットの売れ行きが好調だそうです。

 博報堂生活総合研究所の調査では、今年ヒットしそうな商品やサービスのキーワードは「攻めの安近短」

 辞書によると「安近短」とは「費用が安く、距離が近く、日程が短い」こと。
 
 特に「安近短」の「安」にあたる、「安い」は重要なポイントのようです。

画像: おうちグッズが人気

家電量販店でも「節約」が人気

続いて訪れたのは、静岡市の家電量販店。

 洗濯物を干す余裕がない共働き世帯が増え、近年人気を集めている乾燥機付きの洗濯機にも、光熱費を「安く」する機能が‥・。

コジマ×ビックカメラ静岡店 大野良治主任:
「今まで多分ドラム式洗濯機を使ってる方だと絶対悩んだ覚えがあると思うが、乾燥フィルターと言ってゴミが溜まる」

伊地健治アナウンサー:
「糸くずとかいろいろたまりますね」

コジマ×ビックカメラ静岡店 大野良治主任:
「これが溜まると、やはり乾燥の効率が落ちてしまうので、電気代がかったり、乾燥がうまく乾かなかったりというのがあったが、それ自体をなくしてしまった」

 従来のものに比べて、1回の洗濯で60リットル節水ができる商品も登場するなど、「節約機能」は大きなポイントのようです。

 続いても光熱費を「安く」することができる家電。冷蔵庫です。

 コロナ禍で冷凍食品の需要が高まったことから、ある変化が…。

コジマ×ビックカメラ静岡店 大野良治主任:
「冷凍庫もどんどん大型化されて、今冷凍庫すごく大きい」

伊地健治アナウンサー:
「これ全部冷凍室ですか?」

コジマ×ビックカメラ静岡店 大野良治主任:
「そうですね。こちらの冷凍室は容量が110リットルと、たっぷり収納することができます」

画像: 家電量販店でも「節約」が人気

電気代が10年間の比較で13万円安くなる商品も

さらに、驚きの機能が…。

コジマ×ビックカメラ静岡店 大野良治主任:
「冷凍食品って切れないじゃないですか。でも入れたお肉を切ることができる。温度帯を少し高めに設定してあるので、そのおかげでしっかり冷凍をされているが、解凍なしでそのまま使うことができるので、この食品少し使いたいなという時に電子レンジなどをわざわざ使う必要がない」

 中には電気代が10年間の比較で13万円も安くなる商品もあるといいます。

 キッチン用品では、巣ごもり需要が続く予想から、材料を入れるだけで自動調理してくれる電気調理鍋が変わらず好調。

 最新モデルでは、料理の中で最も手間がかかると感じている人も少なくない、あの作業も“お手軽に”…。

コジマ×ビックカメラ静岡店 大野良治主任:
「これシェフドラムというもので、“揚げる”ができる。炒めるのと煮込むのはは、今までいろいろなメーカーでやっていたりするが、なかなか“揚げる”っていうのをやってるメーカーがない。このドラムが斜めになって回転をすることによって回しながら、一定の温度でずっと揚げてくれる」

伊地健治アナウンサー:
「これ斜めにディスプレイしてるんじゃなくて、本当に斜めで使う?鍋が回るんですね」

 世相が反映される「トレンド商品」「安さ」や「手軽さ」が今年も注目されそうです。

画像: 電気代が10年間の比較で13万円安くなる商品も