土石流災害から11カ月・・・伊豆山港付近を100人態勢で捜索 土砂の中から行方不明女性の診察券見つかる 遺族らは被災地で黙とう  静岡・熱海市

静岡県熱海市の土石流災害は、発生から11カ月が経ちました。県警の一斉捜索で、行方が分かっていない女性名義の診察券が見つかりました。

画像: 土石流災害から11カ月・・・伊豆山港付近を100人態勢で捜索 土砂の中から行方不明女性の診察券見つかる 遺族らは被災地で黙とう  静岡・熱海市 youtu.be

土石流災害から11カ月・・・伊豆山港付近を100人態勢で捜索 土砂の中から行方不明女性の診察券見つかる 遺族らは被災地で黙とう  静岡・熱海市

youtu.be

 土石流災害の現場となった熱海市伊豆山地区には被災者らが集まり、消防に最初の通報があった午前10時半ごろに犠牲者を悼み、黙とうを捧げました。

被災した太田滋さん:
「少しずつ市のほうは動き出した感じはあるが、まだ私たちの気持ちは聞いてくれていないという感じがある」

 去年7月に熱海市で発生した土石流災害では、災害関連死を含め27人が犠牲になり、太田和子さんの行方が分かっていません。警察はきょう、100人態勢で伊豆山港付近の捜索を行い、ドローンを飛ばしたり、小型船で海上を確認したりするなどしました。捜索の結果、現場から集めた土砂の中から太田和子さん名義の病院の診察券2枚が見つかったということです。