機関車トーマスの病院? SLのボイラー整備の工場で起工式 静岡・島田市 大井川鉄道
トーマス号などで知られる静岡県の大井川鉄道の新金谷駅近くに、SLのボイラー整備などを行う新しい工場の建設が決まり、起工式が行われました。
起工式には、大井川鉄道の関係会社で静岡市清水区に本社を置く東海汽缶の社員らが出席しました。式では、大井川鉄道と東海汽缶の社長を務める鈴木肇さんが鍬入れの儀式を行い工事の無事と完成を祈りました。
東海汽缶は、大井川鉄道のSLのボイラー整備に40年以上携わっていて、SL運行に欠かせない会社です。また、SLボイラーを扱う会社は全国に2社しかなく、東海汽缶がその一つです。総工費は3億5000万円で、鉄骨造り2階建て、SL2台を同時に修繕できる広さがあり、来年1月の完成を予定しています。