【新型コロナ】静岡県内で新たに60人、死亡1人 9人感染の静岡城北高では28日までに304人分の検査結果が判明
県はワクチン接種にむけて市町を対象にした説明会を開き、接種会場の確保などを要請しましたが課題も多いようです。
県内の新規感染者は60人で、浜松市では入院中の60代の男性の死亡が確認されました。
これで県内のコロナ関連の死者は74人となりました。最多は静岡市の21人でクラスター関連の感染者はいませんでした。このうち17人はすでに感染が判明している患者の接触者で、感染経路不明、もしくは調査中の感染者は4人でした。きのうとおとといは、1桁の感染者だった静岡市。再びの増加に担当者は。
●静岡市担当者
「きょうは検査が増えて市の濃厚接触者の検査も増えている。反映しているが1週間前は22件。水曜日と比較すると同程度」
また、これまでに教職員と生徒、合わせて9人の感染が判明している県立静岡城北高校で、きょう新たな感染者は発表されませんでした。市は全校生徒と教職員およそ900人に検査を求めていて、きのう304人分の検体を採取したということです。あすまでに検査結果が判明する見通しです。
●静岡市担当者
Qクラスターに関して
「まだ調査中」。
Q認定する可能性が残されている
「はい。きょう検査をしているので陽性者が出てくれば。新たな情報が出てくれば」
一方、きのうクラスターと認定された御殿場市の「フジ虎ノ門整形外科病院」では新たに2人の感染が判明し、累計の感染者は7人となりました。
●県疾病対策課 後藤幹生課長
「見えない感染者、軽症であったり、無症状の方がある程度、多くの市町に広がっている可能性があるのでどの地域に住んでいても対策をお願いしたい」
また、県内で確認されたイギリスで流行する変異種に関連して、県などは今月上旬以降に県内で陽性と判明したおよそ数百人分の検体を国立感染症研究所に送付していました。このうちおよそ50検体の解析が終わりましたが、変異ウイルスは確認されなかったということです。
●県疾病対策課 後藤幹生課長
「まだ数が少ないですので、また政令市や各地域をまんべんなく出して調べていきたい。まず、確実に50検体はマイナス、ほほ50検体は確認していますし。今後、後ろ向き検査といって12月分の保存検体も出していく予定してますし、前向き検査として日々陽性とわかった方を出していく」