新幹線の運転士席外し問題でJR東海が国土交通省に謝罪
東海道新幹線の運転士がトイレに行くために走行中に一時運転室を離れた問題で、JR東海は21日謝罪のため国交省を訪れました。
JR東海 金子慎社長
「走行中に乗務員が 席から離れるということで、 あってはならないことで申し訳なく思っている」
運転士の問題行動を謝罪するため、国交省を訪れたJR東海の金子慎社長。
JR東海によりますと、東海道新幹線の男性運転士(36)は16日、
熱海駅を通過した後に急な腹痛でトイレに行くため走行中の運転室をおよそ3分間離れたということです。
金子社長がことの経緯や今後の指導方針について報告すると、赤羽一嘉大臣は、「安全に関するルールが守られなかった現象をどう捉えるかが大事」と苦言を呈しました。
JR東海 金子慎
「しっかりこれからなお一層信頼がいただけるように、安全について取り組んでいこうと思っている」