企業倒産減少傾向続く9カ月連続で10件台 静岡県
1月の静岡県内の企業倒産は10件と、依然減少傾向が続いていることが民間の調査機関の調べでわかりました。
1月の負債額1000万円以上の企業倒産は10件で、9カ月連続で10件台にとどまりました。
しかし、負債総額は3カ月ぶりに負債額5億円を超える倒産が発生したため、前の月と同じ18億8000万円でした。
全国的にコロナ対策による金融支援や補助金等の資金繰り支援により、倒産件数は減少傾向をたどっています。
しかし、帝国データバンク静岡支店では、静岡県はまん延防止措置の適用を受けているほか、原油の高騰や半導体不足などの不安材料もあり、資金繰りに苦慮した企業が倒産を選択する場面が今後増加する可能性が高まっているとしています。