南海トラフ巨大地震想定 被災情報収集に“ドローン活用”訓練 静岡県
県は南海トラフ巨大地震などを想定した訓練で被災情報の収集に初めて「ドローン」を活用しました。
訓練は静岡市内で行われ、マグニチュード9クラスの巨大地震により、がけ崩れが起きたことを想定して実施されました。
訓練では人の立ち入ることができない傾斜地の撮影にドローンが使用され映像は、県庁の災害対策本部に配信されました。
県によりますとドローンを使った撮影と映像の配信により被害状況の確認と復旧する場所の選定を迅速に行うことができるとしています。
県土木防災課中島秀介防災班長:
「非常に有用だということがよくわかりました。こういったもの(ドローン)を活用して人が立ち入れないような場所での状況確認に有効に使えることができると思います。今後、津波やほかの地震とかの災害についても活かされるのではないかと思っています」