静岡市にプロ野球の2軍球団新設? NPBのオーナー会議でも協議 田辺市長「見守っていきたい…」
静岡市を本拠地とするプロ野球の2軍球団を新設する構想が浮上していることがわかりました。
関係者によりますと、オーナーとして名乗りを上げているのは都内で金融事業などを手がける企業で、2024年シーズンからの参入を目指しているということです。2軍のチームを作る予定で、本拠地として有力視されているのが清水庵原球場です。
この構想については日本野球機構=NPBの球団オーナー会議で協議が進んでいて、21日の会議でも話し合われた
とみられます。
NPBオーナー会議
山口寿一 議長:「野球会全体の発展に繋がるように、しっかり検討してほしいという指示があり、それに沿って今後検討が続くが、きょうはこれ以上報告できる内容はない」
石田和外アナウンサー:「静岡市を本拠地とする2軍球団を創設する案については?」
山口寿一 議長:「ちょっとそこまでだと…。具体的な内容に踏み込んでくるので、皆さんにお知らせできる
段階にない」
関係者によると賛成する球団がある一方、新規参入に慎重の声や反対意見もあり実現するかは不透明な状況です。市はこれまでプロ野球地元球団の創設を施策に掲げ、合同トライアウトを草薙球場で開催するなど誘致の可能性を探ってきました。
静岡市
田辺信宏 市長:「いまNPBの議論になっているということなので、私から今何か答えることができないので見守っていきたいと思っている」
Q:静岡市としては力を入れて誘致に取り組んできたと思うが、そうした意味で期待は?
田辺信宏 市長:「そうですね。野球が盛んな土地柄なので環境整備をしてきた」
Q:オーナー会議で承認が得られれば、市としてはGOサインか?
田辺信宏 市長:「いやいやこれから」
オーナー会議は11月にも開かれる予定で、引き続き協議されるとみられます。