「地方銀行のモデルケースに」静岡銀行と山梨中央銀行が業務提携
静岡銀行が山梨中央銀行との業務提携を発表しました。「地方銀行のモデルケース」となるのでしょうか。
静岡銀行 柴田久代表取締役頭取:「静岡銀行、山梨中央銀行は、本日、両行の取締役会の決議を経て包括業務提携、『静岡山梨アライアンス』に関する基本合意書を締結した」
静岡銀行は、先ほど、山梨中央銀行と共同で会見を開き、両者で包括業務提携したことを発表しました。互いの経営資源を活用し、収益の拡大や経費削減につなげたいとしています。具体的には、地元企業が互いのエリアへ進出する際の支援をしたり、首都圏などで重複する店舗を共同で利用することで、コスト削減につなげていくということです。こうした取り組みによる提携の効果は、今後5年間で、2行合わせて100億円を見込んでいます。
静岡銀行 柴田久頭取:「成果を目に見える形で出していく。それをお互いやっていき、これを一つの地方銀行のモデルケースにしていきたい」
今後、提携効果を高める観点から、お互いの株を持ち合うことも検討しているということです。