手で土砂をかきだしたり、要救助者に声をかけ続けたり…去年、土石流災害があった静岡・熱海市 土砂災害訓練で救出手順を確認
9月1日の防災の日を前に、静岡県熱海市で土砂災害を想定した防災訓練が行われました。
熱海市で行われた防災訓練には、熱海市消防の隊員11人が参加しました。訓練は男性が土砂に埋もれたという想定で行われ、隊員は土砂の上に木の板を敷いて足場を確保し、手で土砂をかきだしました。また、要救助者に見立てた人形に声をかけ続けるなど、救出の手順を確認していました。
去年7月の土石流災害で、熱海市消防は避難誘導など後方支援に回っていたため、今回初めて、実践的な土砂災害の救出訓練を行ったということで、今後も継続して訓練を行うことにしています。