静岡県の難波喬司理事が退職届提出へ 静岡市長選に立候補する意向固める
静岡県前の副知事で、県の難波喬司理事が来年春に予定されている静岡市長選に向けて立候補する意向を固め、21日夕方に退職届を提出することを明らかにしました。
静岡県 難波喬司理事:「退職届はまだ出していない。バタバタして書けていないので、この後名古屋に出張に行くので、そのころに人事課に提出したい。夕方」
21日午後1時、報道陣の取材に応じた難波理事はこのように述べ、夕方に退職届を提出する方針を明らかにしました。
難波氏は来年春に予定されている静岡市長選に立候補する意向を固めていて、来月の初旬に出馬会見を開く見通しです。難波理事は国交省出身で、2014年から今年5月まで2期8年にわたって県の副知事を務め、リニア新幹線や熱海土石流災害など県政の重要課題で陣頭指揮をとってきました。
来年春に予定されている静岡市長選には、現職の田辺信宏市長が周囲に出馬の意欲を伝えているほか、静岡市葵区選出で自民改革会議の山田誠県議も立候補の意向を固めています。