デザインから試作まで商品開発の道のり紹介 テーマは「地球にやさしい商品」…廃油利用の粉せっけんなど展示 静岡市
地元企業と静岡県出身のデザイナーが共同で開発した新商品の展示会が、静岡市で開かれています。
静岡市文化・クリエイティブ産業振興センターで開かれている「商品開発の現場展」。地元企業と県内出身のデザイナーが共同で開発した6つの新しい商品が展示されています。
今年のテーマは「地球にやさしい商品・サービス開発」。デザインから試作など、商品開発の道のりが紹介されています。
「海にやさしいおそうじ粉せっけん」
こちらの商品は、廃油を再利用して作られた「海にやさしいおそうじ粉せっけん」。福祉施設の利用者らが描いた絵を基に、デザイナーが手がけ、可愛らしいパッケージに仕上げました。
社会福祉法人ラルシュかなの家 佐藤啓さん:「環境に優しいパッケージを考えていく時に、デザイナーさんと一緒に考えられて、それが商品にまで落とせたので、とてもいい機会になりました」
他には、害獣駆除された鹿の革を利活用した商品や、ツナ商品のパッケージなどが展示されています。
静岡市文化・クリエイティブ産業振興センター 富山達章コーディネーター:「試作で繰り返し試行錯誤するプロセスが見られるところは面白いと思う」
この展示会は、26日まで開かれています。