【静岡市長選】現職・田辺市長が出馬しない方針 複数の支援者らに意向伝える…
来年春の静岡市長選挙に、現職の田辺信宏市長が出馬しない方針を周囲に伝えていることが静岡朝日テレビの取材でわかりました。今後正式に態度表明する見通しです。
静岡市の田辺市長は2011年に初当選し現在3期目。歴史博物館や海洋文化施設の建設を含む「5大構想」を政策の中心に位置づけ、市の第三次総合計画を推進してきました。
来年4月の市長選について田辺市長はこれまで態度を明確にしていませんが、出馬しない意向を複数の近い支援者らに伝えていることが関係者への取材でわかりました。
自身の政策に一定の区切りがついたことや経済界の動向などを考慮して判断したとみられ、今後正式に態度を表明する見通しです。
午後、田辺市長は…
田辺信宏市長:
Q.静岡市長選に出馬しない意向を固めたと聞いていますが。
「そんなこと全然ありません」
このように明言は避けましたがすでに複数の関係者に不出馬の意向を伝えていて取材に対して然るべきタイミングで発表する」と答えました。
田辺市長が出馬しないとなれば、すでに田辺市長支援で一本化することを決めた静岡支部を含む自民党が、どう対応するか注目されます。
来年春の静岡市長選には、自民党の山田誠県議と難波喬司元副知事がすでに立候補を表明しています。