殺人か傷害致死か 検察「殺傷能力高い凶器を使用」懲役23年求刑 弁護側「10年下回るべき」 静岡・三島市の殺人事件

 静岡県三島市で知人の男性を殺害した罪などに問われている男に、検察は懲役23年を求刑しました。

画像: 静岡・三島市の現場

静岡・三島市の現場

 起訴状などによりますと、住所不定無職の39歳の被告は3月、三島市で知人の当時32歳の男性を刃物で刺して殺害した罪などに問われています。

 10日の公判で検察は「殺傷能力の高い凶器を使い、強い殺意に基づいている」として、懲役23年を求刑しました。

 一方、被告は殺意を否認していて、弁護側は「傷害致死罪として刑を課すべきで、10年を下回る刑期が妥当だ」と主張しました。

 判決は17日です。