【新型コロナ】静岡県内31人感染 浜松医療センターで新たなクラスター、医療従事者・入院患者計6人感染

 静岡県内の新型コロナウイルス新規感染者は31人で、浜松市の浜松医療センターで新たなクラスターが発生しました。一般の病棟から感染が拡大したとみられます。

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【新型コロナ】静岡県内31人感染 浜松医療センターで新たなクラスター、医療従事者・入院患者計6人感染

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 県内の新規感染者は31人で、最多は浜松市の25人。静岡市の感染者はゼロでした。

浜松医療センター会見:「きのう夕方4時ごろ、当院の職員の1名が体調不良を訴え、コロナの検査をし、陽性が確認されました」

 浜松市中区の浜松医療センターでは、新たなクラスターが確認されました。病院によりますと、これまでに医療従事者2人と入院患者4人のあわせて6人が感染しています。感染経路はわかっていません。病院では新型コロナ患者を受け入れていますが、感染が広がったのは一般病棟だということです。あす以降も一般診療は通常通り行っていきますが、新たな新型コロナ患者の受け入れは停止するということです。

浜松医療センター 矢野邦夫院長補佐:「これだけ、入院時に抗原定量検査をやって、これだけのことをやってもクラスターが発生し、油断はできないと再認識している。3日ごとくらいに、抗原検査を繰り返すことが必須かと思っているし、そこでまた見つけたら、その方をすぐに迅速に隔離し、新しい接触がないような対応が必要かと、そういったのを今、痛感している」

浜松市の「ミヤキ 第2工場」クラスター 2次感染含め計38人に

 また、浜松市西区の金属加工を行う「ミヤキ 第2工場」のクラスターでは、新たに従業員15人と家族ら2人のあわせて17人の感染が確認されました。2次感染も含めた累計感染者は38人となりました。

 浜松市によりますと、ほとんどの感染者に、家族や友人ら数人の濃厚接触者がいて、感染がさらに広がるおそれがあるということです。

浜松医療センターの受け入れ停止に… 県「当面は大きな影響はない」

 浜松市など県西部地域では、病床使用率が3週間ぶりに30%を超えました。浜松医療センターで新型コロナ患者の受け入れを停止した影響について県は。

静岡県地域医療課 永井しづか技監:「西部地域には、ほかにも複数の医療機関が感染者を受け入れる病院ということで、ご協力をいただいていますので、当面は大きな影響はないと考えております」