衛生管理を「見える化」…ホテル・旅館の食品衛生一斉監視指導 静岡県富士保健所
本格的な夏の観光シーズンを前に、静岡県の富士保健所はホテル・旅館の食品衛生に関して一斉監視・指導を始めました。
27日午前、監視・指導が行われたのは富士宮市にある割烹旅館です。
保健所の職員3人が調理場に入り調理器具の洗浄や食材の保管状況など衛生面の点検を行いました。
また入浴場では衛生管理等の確認が行われました。
おととしの制度改正で衛生管理計画の作成や確認実施等の記録が義務化されていて、職員は衛生管理を「見える化」することを指導していました。
静岡県 富士健康福祉センター 衛生薬務課野田智子さん:
「温度管理を徹底していただいて細菌性の食中毒を防いでいただきたいのと、アニサキスなど寄生虫の食中毒もありますので、魚介類を扱っている皆さんには注意していただきたいと思います」
富士保健所では29日までの3日間で富士宮市内17施設の監視・指導を行う予定です。