牧之原市が「榛原学園」に対し「細江幼稚園」の指定管理取消に向けて協議の開始を求める文書を送付 学園側は施設運営の継続を市に伝える
半年前、送迎バスに取り残された園児の死亡事件があった静岡県牧之原市の川崎幼稚園の運営法人に対し、牧之原市は別の市立保育園の指定管理取消に向けて、協議の開始を求める文書を申し入れました。
「榛原学園」が運営する「川崎幼稚園」では去年9月、3歳の女の子が送迎バスの中に置き去りにされ、熱射病で死亡しました。
事故後、榛原学園の前理事長は指定管理を請け負っていた牧之原市立細江保育園の指定取り消しを申し出ていました。
市はこれを受けて2024年度までとされていた期間満了前に、指定管理を取り消す協議を開始するよう、3月3日に榛原学園へ申し入れたということです。
一方、榛原学園側は「取り消しの申し出は 前理事長の独断的な行為であると考えている」などとして、施設運営の継続を市側に伝えているということです。