市役所職員名乗る男からの電話を信じ…指示されるままにATM操作 60代女性が150万円の詐欺被害 静岡・伊豆市
静岡県伊豆市に住む60代の女性が、市役所や金融機関の職員を名乗る男からの嘘の電話を信じ、現金およそ150万円をだまし取られました。
24日正午ごろ、伊豆市に住む60代女性の自宅や携帯電話に市役所や金融機関の職員を名乗る男から「保険料の払い戻しがあり、きょう中に手続きをして下さい」「キャッシュカードと通帳を持ってATMに行ってください」などと電話がかかってきました。
女性はおよそ1時間後に、近くにある商業施設に行き、男から携帯電話で指示されるままにATMを操作したところ、複数回にわたって現金あわせておよそ150万円が他人の口座に振り込まれ、だまし取られたということです。
警察によりますと、女性は息子と一緒に商業施設に行っていて、1人でATMの操作を終わらせた後、息子に相談したところ、詐欺だと発覚したということです。
警察は『「お金が戻ってくる」は詐欺』と、注意を呼びかけています。