死者13人、行方不明16人…静岡・熱海市の土石流災害 市は罹災証明の早期発行目指してドローンで家屋の被害状況調査へ

 静岡県熱海市で土石流が発生して17日で2週間です。16日には新たに1人の女性とみられる遺体が見つかりました。これで土石流による死者は13人となっています。

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死者13人、行方不明16人…静岡・熱海市の土石流災害 市は罹災証明の早期発行目指してドローンで家屋の被害状況調査へ

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須藤誠人アナウンサー:「東海道新幹線の山側。多くの隊員の姿が見えます。特に数をかけて集中的に捜索活動を行っています」

 現場では15日から本格的に重機が投入され、行方不明者の捜索とがれきの撤去作業が続いています。その重機の活動する場所で、16日に新たに女性とみられる1人の遺体が見つかり、土石流による死者は13人となりました。このうち、2人の身元が不明で、いまだ16人の行方がわかっていません。

市は生活支援に力

 一方、熱海市の斉藤栄市長は、被災者の生活支援に力を入れていく姿勢を改めて強調しました。市は、罹災証明発行の準備を進めていて、ドローンを活用して家屋の状況を調べる方針です。

熱海市 斉藤栄市長:「なかなか現地に危険で入れないところがある。そういったことを解消するためにドローンを使って、その情報を活用したい。できるだけ早く罹災証明が発行できるように準備したい」

 熱海市は今月中には罹災証明を発行できるようにしたいとしています。