介護老人保健施設で70~90代の60人が食中毒 夕食からウエルシュ菌検出 静岡・島田市

 静岡県島田市の介護老人保健施設で60人が下痢などの症状を訴え、食中毒と診断されました。重篤者はいないということです。

画像: 静岡県庁

静岡県庁

 静岡県衛生課によりますと、6月3日、島田市の介護老人保健施設で夕食を食べた70代から90代の60人が下痢や腹痛の症状を訴えました。

 保健所が調べたところ、夕食に出されたけんちん煮から食中毒の原因となる「ウエルシュ菌」が検出されたということです。重篤者はおらず、症状がある人も現在はいないということです。

 保健所は、食事を提供していた給食業者に対し、8日から当分の間、営業禁止命令を出しました。