【袴田事件】姉のひで子さん「57年の苦労も吹っ飛んだ。検察もよく決断してくれた」 検察が特別抗告断念 浜松市
東京高検が袴田事件の特別抗告を断念したことを受け、袴田巌さんの姉のひで子さんが報道陣の取材に答えました。
ひで子さんは「死んだ兄が30年くらいたてば分かってくれるかな、と言っていましたが、57年間になりましたがね、本当にこんなうれしいことはありません。57年(の苦労)も吹っ飛びました。本当にうれしい。今回の検察が断念したことにも敬意を表します。本当によく決断してくれたと思います。もううれしくて、ありがとうの言葉しかございません」と、喜びの気持ちを話していました。