教師に恫喝され校舎から飛び降り重傷… 元高校生女性側が控訴 静岡地裁の判決に不服

当時、高校生だった女性が教師に恫喝されたあと校舎から飛び降り重傷を負ったとして、静岡地裁が県に220万円の支払いを命じた裁判で、女性側が判決を不服として控訴しました。

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教師に恫喝され校舎から飛び降り重傷… 元高校生女性側が控訴 静岡地裁の判決に不服

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 静岡県中部の県立高校に通っていた当時高校2年の女性は2016年、男性教師から恫喝されたあと校舎3階の教室から飛び降り、両手首を骨折するなどの重傷を負いました。女性は男性教師からの度重なる恫喝で起きた急性ストレス反応が原因などとして、県などにあわせて550万円の損害賠償を求め、5月に静岡地裁は県に220万円の支払いを命じていました。
 女性側の代理人弁護士によりますと「判決は飛び降り事故後の対応に問題があったと認めなかった。支払いの金額も満足いくものではない」などとして、7日東京高裁に控訴しました。県教育委員会は「今後の対応は弁護士と相談して検討していく」とコメントしています。