1年間で1133件の児童虐待を認知…年々増加 9割は『面前DV』 静岡県警
静岡県警は去年1年間の児童虐待の認知件数などをまとめ、増加傾向にあることがわかりました。
県警によりますと、去年1年間に警察が認知した県内の児童虐待の件数は1133件でした。過去5年間でみると、年々増加傾向にあり、2017年と比べ2.3倍に増えています。
また去年、県内の児童相談所にはおととしよりも69人多い1642人からの通告があり、その9割が子どもの前で両親が喧嘩するなどの『面前DV』によるものだったということです。
県警は『面前DV』を心理的虐待として積極的にとらえたことや虐待に対する社会的関心の高まりが、認知件数や通告者が増加した要因としていて、今後、行政や医療機関など関係機関との連携をさらに強化していくということです。