【朗報】J2清水に復帰の元日本代表・原輝綺が22日栃木戦出場に意欲「センターラインじゃないか」半年間スイス・グラスホッパーでプレー
元日本代表で、清水エスパルスの原輝綺(24)が、連日静岡市のグラウンドで練習に励んでいる。スイスリーグのグラスホッパーで半年間プレーし、先月30日に清水復帰が発表された。
登録上は同じく清水に復帰した鈴木唯人と同じく22日の栃木戦から出場可能で、原は「日本の暑さにも慣れてきた、だいぶ良くなってきている」と、練習でアピールを続けている。
登録上は同じく清水に復帰した鈴木唯人と同じく22日の栃木戦から出場可能で、原は「日本の暑さにも慣れてきた、だいぶ良くなってきている」と、練習でアピールを続けている。
初の海外挑戦となったスイスでは加入直後に肩を痛め、帰国することも脳裏によぎったが、結局痛みを抱えながら主にサイドバックとしてリーグ戦とカップ戦で計13試合に出場した。「現地での手術は怖かった。だましだましやっていた」と振り返るが、「この半年間を無駄にしないように頑張る」と、復帰した清水のJ1昇格に力を注ぐ覚悟だ。
サイドバックだけでなく、センターバックやボランチもでき“天性のポジショニング”でゴールも期待できる背番号70。J1自動昇格圏2位磐田との勝点差5でJ2で6位につける清水にとっては、これ以上ない大きな補強となる。19日の公開練習ではセンターバックに入った原は「ま、センターラインじゃないですかね」と、自分の強みのユーティリティーさを最大限生かす考えだ。
市立船橋の大先輩である秋葉忠宏監督も「忖度するつもりは全くない。輝綺はコンディションが上がってきていい状態だなと思っている。いいものを持っているし、競争の輪に入っているが周りを納得させないといけない」と先発起用には慎重だが、前節はゴールを決め切れずに4連勝を逃していることもあり、攻撃的選手を多めにベンチに置くことも考えられる。残り16試合、ヨーロッパから帰ってきた2人の日本代表経験者が、清水の起爆剤になりそうだ。