不祥事相次ぐ静岡・富士宮市議会 元議長の起訴受け倫理条例の制定へ
静岡県富士宮市議会の議長選挙をめぐり、同僚の市議に賄賂を手渡そうとした疑いで逮捕された元議長の男が、贈賄の罪で起訴されました。
起訴状によりますと富士宮市議会元議長の男(79)は、2019年10月の議長選挙をめぐり同僚の市議に自身への投票を依頼し、その見返りに現金100万円を渡そうとした贈賄の罪で起訴されました。元議長から相談を受けた同じ会派の元市議(48)が、議長選挙の前日に市議会の控室で、後に別の事件で起訴された元市議(41)に現金を手渡そうとしたとみられています。
相次ぐ不祥事を受け富士宮市議会は、倫理条例を制定するための特別委員会を早急に設置する方針です。