３年ぶり新入生全員が出席…静岡大学で入学式　広がる夢…「地震や津波に詳しい気象予報士になって大切な人を守りたい」

桜井健至記者：「雨が降る中会場のグランシップに真新しいスーツ姿の新入生達が続々と入っていきます」

　静岡市で開かれた入学式には、学部生と大学院生合わせておよそ２６００人が新たな門出を迎えました。入学式は新型コロナの影響で、おととしは中止、去年は出席者が制限され、午前と午後に分かれて行われましたが、３年ぶりに全員が出席しました。

　式典では日詰一幸学長が「自らの専門性を深める学びだけでなく、自らの学びの幅を広げていってほしい」と激励。新入生を代表して情報学部の小出智大さんが決意を述べました。

静岡大学情報学部　小出智大さん：「現在私たちを取り巻く環境や世界は予断を許さない状況です。そんな中で私たちは何を学び、何に生かすかを問われているように思います。仲間と高め合い、未来を切り開いていけるよう日々精進していくことを誓います」

　コロナ禍での受験を乗り越えた新入生。胸に期待と夢を抱きながら学生生活を歩み始めました。

新入生は…

新入学生（教育学部）：「１年間頑張ってきたんですけど、それがやっとかなったような気分でうれしいです」

新入学生（理学部）：「勉強頑張ります。彼女もつくります」

新入学生（教育学部）：「教員免許取得や子どもの目線になって考えるような、自分の理想の教師になれるような勉強を頑張りたいと思います」

新入学生（理学部）：「地震とか津波とか、静岡県内怖いところがあるので、そういうことにより詳しい気象予報士になれたら、主に友達とか家族ですけど、大切な人を守れるかなと」