地震・津波対策で南海トラフ犠牲者は約7万人減 静岡県が試算
県は南海トラフ地震で想定される犠牲者が地震、津波対策によって、およそ7万人減少したとする試算を発表しました。
南海トラフ地震による被害を減らすため、県は2013年に「地震・津波対策アクションプログラム2013」を策定しました。10万5000人と想定された犠牲者を10年間で8割削減することを目標にかかげています。
県はこれまでに浜松市沿岸部の防潮堤や避難施設の整備を進めるなどした結果、想定される犠牲者が7万2000人少なくなったとする試算をまとめました。
県は今後も、県民の避難意識向上のための啓発活動や防潮堤などの整備を進めるとしています。