逮捕した男のスマホを解析し経緯を捜査へ 誘拐された15歳の少女が遺体で見つかった事件で 浜松市
浜松市の15歳の女子中学生が遺体で見つかった事件で、少女を誘拐した疑いで福岡市東区の33歳の無職の男が19日朝、身柄を検察庁に送られました。
事件が発覚したのは3日前の16日。浜松市天竜区のキャンプ場で、少女が遺体で見つかりました。少女に目立った外傷はなかったということです。
その直前に、男が警察に通報していたことがわかっています。男は「自殺しようと思ったが、自分だけ死にきれなかった」と話したといいます。
警察はその場で男の身柄を確保し、翌日逮捕。捜査関係者によりますと、テントからは使用済みの炭と七輪が見つかっています。さらに、テントには出入り口や隙間をふさぐように、粘着テープが張られていたことが、19日に新たに分かりました。
キャンプ場の管理人:「練炭見ました撤収するときに。大きい一塊の穴が開いたもので、1つだけ」
Q.火が付いた後はありましたか?
管理人:「ありました。使った跡が。(テープは)貼ってあったのを見たというかありました。外に貼ってあったような気がしたけど、七輪は外に出ていた」
警察は男のスマートフォンを解析するなどして、事件の詳しい経緯を調べる方針です。