大学生「後々生活が苦しくなる」 リニア反対訴え署名提出 静岡県
リニア中央新幹線の計画への反対を訴え、12日、大学生や高校生らが、静岡県の川勝平太知事に署名を提出しました。
静岡県庁を訪れたのは大学生と高校生ら3人で、リニア計画への反対を訴えて集めた署名およそ1600人分を川勝知事に手渡しました。署名では、コロナ禍でリモートワークが浸透するなど、社会の在り方が変わる中、リニアの需要が高まるのか疑問があるとしています。
川勝知事は「経済と環境の両立を考えなければいけない」と応じていました。署名を提出した大学生は「きちんと考えないと後々自分たちの生活が苦しくなると思っている」と話していました。