ノジマとスルガ銀行の提携解消に向けた動き加速 ノジマ社長がスルガ銀行副会長を退任
家電量販店大手ノジマから資本・業務提携の解消を視野に入れた協議の申し入れを受けたスルガ銀行は、ノジマの野島社長が副会長を退任すると発表しました。
スルガ銀行はシェアハウスなどの不動産融資をめぐり、審査書類の改ざんなど不正が相次ぎ発覚したあと、2019年にノジマが創業家などから株式を取得して筆頭株主となり、野島広司社長が副会長として経営再建に関わってきました。
関係者によりますと、両社はスルガ銀行の経営方針や人事をめぐって対立が続いたということですが、ノジマが協議の申し入れを発表した27日に、スルガ銀行はノジマの野島広司社長が副会長を退任すると発表しました。提携解消に向けた両社の動きが加速しているものとみられます。