「公共交通機関が発達した場所が望ましい」との意見も・・・静岡市役所清水庁舎をめぐる検討委員会が開催
議論が始まった静岡市の大型事業。1日は清水庁舎の新たな整備方法なども話し合われました。
清水庁舎は2018年にJR清水駅東口公園への移転・建て替えが決まりましたが新型コロナの影響で事務手続きが中断したことに加えこの場所に桜ヶ丘病院の移転が決まったため新たな整備方法や場所について検討されています。
1日は10人の委員が2つのチームに分かれ、「行政サービスの拠点」と「まちづくりの拠点」という2つの観点からあるべき姿について議論しました。委員からは「公共交通機関が発達した場所が望ましい」「コンシェルジュのようなものを置き1つの窓口ですべての手続きに対応できるようにしてほしい」などの意見が出されました。
静岡市清水庁舎 整備検討委員会 恒川和久委員長「必ずしも市民がこうするからということだけで判断できない側面もあるのでみなさんの意見を積極的に聞きながらもより重大な決断をしなきゃいけない時が来るだろうなと思っている」
委員会は年度内に整備の基本計画をまとめる方針です。