自動販売機で「ふるさと納税」? 静岡・御殿場市のゴルフ場が導入 返礼品はプレー補助券
出身地や好きな自治体を応援できる「ふるさと納税」。その自動販売機が静岡県御殿場市に導入されました。県内で初めてといいます。
ふるさと納税の自動販売機が導入されたのは、富士平原ゴルフクラブなど御殿場市内4つのゴルフ場で、きょうから順次運用されます。
ふるさと納税とは、出身地や好きな自治体に一定額の寄付すると住民税が控除されたりその地域の名産などの「返礼品」を受け取れたりするもので、インターネットで手続きし返礼品は後日送られるのが主流です。その点、自動販売機はすぐに寄付し返礼品ももらえるのです。
今回設置されたものは市外から訪れた人が対象で、免許証で本人確認を行い、寄付額を選んだらクレジットカードで入金します。レシートをフロントに持っていくと、寄付額の3割相当のプレー補助券と交換できます。訪れた人がこの街を気に入ってくれたら、その場で寄付してもらえるのではと担当者も期待を寄せます。
御殿場市 魅力発信課
田代茂義 課長:「直接現地に来ていただき、実際にプレーをして良かったということでふるさと納税をしていただける。返礼品を選択していただく形から実際に体感して納税をしていただく応援型になる」
こうした自動販売機は、藤枝市も民間企業と協力して、今月中旬からJR藤枝駅前のホテルに設置する計画です。