「困難を乗り越えた先に良いことが…」　世界体操「金」芦川うらら選手が小学生に特別講演

　拍手で出迎えられたのは東京オリンピックに出場し、去年の世界体操・女子平均台で優勝した芦川うらら選手です。地元・富士市の天間小学校で特別講演をしました。

　講演では体操を始めたきっかけや面白さ、それに自身が経験した挫折などこれまでの体験談を児童に伝えました。

　児童からはこんな質問も。

児童質問：「試合前のルーティンはありますか？」

芦川選手：「練習で気持ちが落ち込んだ時に上を見るようにしたら気持ちが上がったので、そこからは普段の練習も試合前も天井を見るようにしている」

　芦川選手は児童の質問に一つ一つ丁寧に答えていました。

小学6年女子：「世界選手権優勝とオリンピック6位入賞という素晴らしい結果を出していて努力は報われるんだと思った。私もテニスをやっているが、体操とは違うけど努力することは同じなので努力して良い結果を出したい」

芦川うらら選手：「ここまで来るには挫折もいっぱいあった。小学生もそういう経験がいずれ来ると思うので、一回は困難に当たると思うが、それをのりこえれば良いことが待っていると思うので、みんなにもこつこつ努力して頑張ってもらいたい」