静岡県東部の各地で側溝の鉄のふた260点267万円相当を盗む
静岡県沼津市の無職の男が県東部で側溝のふたなどを繰り返し盗んでいたとして逮捕・起訴された事件で、警察は33件を検挙し捜査を終結したと発表しました。被害額は267万円に上ります。
沼津市大岡の無職の被告(50)は去年12月沼津市内の側溝に設置された鉄製のふた16枚=時価5万6000円相当を盗んだ疑いで今年8月に逮捕されました。
警察によりますと、被告はおととし10月ごろから今年6月ごろまでの間に、静岡県東部の長泉町や裾野市、御殿場市などで繰り返し犯行に及んでいたとみられていて、捜査の結果、被害は、33件で鉄製のふたなど260点=およそ267万円相当に及ぶとみられています。
被告は盗んだ鉄製のふたなどを金属買い取り業者に転売していたということで、警察の調べに対し「安定した収入がなく 盗んで得た金を 生活費に充てていた」などと話しているということです。